自閉っ子育て大回転

トラとリュウの育児日記です。長男のトラはおそらく自閉症っぽいのです。

ママさん達の会。2月。自閉症児の伸びしろ。

日本は大荒れの天気ですね。東京は45年ぶりの積雪だとか。今回は以前書いたママさん達の会の後編です。

全編はこちら。 ママさん達の会。2月。普通の子との距離。 - 自閉っ子育て大回転

前回書いた通り、ママさん達の会に参加して、前半はトラと一緒に外で砂遊びをしていたのですが、途中から室内に入って他の子供とも遊んでいました。というか、その子が自分になついてきたので(多分かまってくれる人が他にいなかったから)、つきあって遊んでいました。

その子は自閉症の診断がおりており、集まっているママさんがつれてきている子供でした。始めのうちは、その子はままごと遊びや電車遊びをしていたのですが、途中から話しかけてきて、一緒に遊ぼうということに。常々他の子供はどんな感じだろうと思っていたので、その研究も兼ねて一緒に遊んでいました。

その子は言葉も出ており、始めのうちは自閉症ではなく、普通の子供なんだと思っていましたが、一定の行動を繰り返したり行動や言動にこだわりが見えたりと少し普通の子供とは違うような気がして、後々聞いてみると自閉症だという事でした。トラよりは1年先輩の4歳児。

その子は3歳頃までは言葉がしゃべれなく、話し始めるようになったのは3歳半頃からのようでした。先日会ったときには3語以上の言葉を話していたので以前の想像はできません。かまってもらう事が大好きなようで、ずっと大人に対して話しかけたり何かを渡したり、いろいろしていました。

うちでは、トラが話しだしてくれれば後の事はもう気にしないくらいの気持ちでいるのですが、話しだしたら話しだしたで、この子のように四六時中かまっていないと行けないようだと、うるさいと思うことがあるんだろうなと感じました。実際、その子のご家族はずっと一緒にいると疲れると言っている様子。また、周りの状況を読み取る力も不十分なように感じ、これが発達しないうちは集団生活も苦労するんだろうと思いました。

トラがこの先話しだしても、まだまだ先が長そうです。どうしても「這えば立て立てば歩めの親心」ということわざがうろちょろします。このことわざ自体は、子供の成長が楽しみで仕方が無い親心を示すもののようですが、初めて聞いたときに、這ったなら早く立て、立ったなら早く歩けと子供に難題を要求してしまう我慢ができない親をイメージしてしまい、それ以来その意味でどうしてもとらえてしまいます。

そして、まさに今がその感情。いかんいかん。 トラのペースで良いんですよ。