自閉っ子育て大回転

トラとリュウの育児日記です。長男のトラはおそらく自閉症っぽいのです。

自閉っ子も無事幼稚園児になりました。

今日はトラの幼稚園の入園式でした。朝からみんなで準備をして、幼稚園に向かいなんとか無事に終える事が出来ました。その後、午後からは療育にも参加してなんだか慌ただしい一日でした。トラも疲れたようです。

 

幼稚園に入るにあたって、こだわりの強いトラは、知らない場所に行く事が非常に困難であるし、幼稚園の服も気に入らなければ着ようとしないかもしれないし、幼稚園の中で他の子が騒ぎだしたらどうなるかわからないし、と心配事がいくつもありました。嫁さんの協力もあり、心配事を一つ一つ潰していった結果、今日の日が無事に終わる事が出来ました。

 

幼稚園の場所に慣れる為にした事は、まず、幼稚園のプレに通う事。既に何度も記事にしていますが、プレに通いながら少しずつならしていきました。プレに通いだしたのは12月の後半からなので、3ヶ月ほどは通った事になります。

 

初めのうちは、幼稚園の園庭に入るのがやっとで、教室に入れませんでした。それが、次第に教室に入れるようになり、ホールに入れるようになりと徐々に慣れていきました。入れないという状況はどういう事かというと、近づくだけで泣き出しそうになり、逃げ出し、無理矢理入れようとすると最後には泣き出すという感じです。

 

 

幼稚園の服に関しては、やはり初めのうちは着ようとしませんでした。最近行っているのは、何かトラが嫌がる事をしなければいけないときに、お菓子をわたすという事です。単純な事なのですが、非常に効果があります。最近のお気に入りのお菓子はグミです。しばらく口の中に残って、歯ごたえもあるのがお気に入りのようです。消費量は半端ないですが。

 

グミのおかげで、幼稚園の服に関してもなんとかクリアしました。イメージとしては、ズボンをはくときにグミ1つ。シャツを着るときにもグミ一つ。帽子をかぶるのにもグミ1つという感じです。世の中にグミがなければ、幼稚園の服を着る事は出来なかったでしょう。

 

 

最後に幼稚園で他の子ども達が騒ぎだしたときについてなのですが、これについては予防することはできないので、当日のトラにかけるしかない状況でした。プレに通っているときには、騒がしい子どもはだんだんとプレからいなくなるという不思議な状況下だったので、多少経験は積んでいるとしても、最後の方はおとなしい子どもだけに囲まれている状況でした。はしゃいでいる子どもはもちろんいますが、泣き出す子はあまりいなかったようです。

 

そんな中、今日の周りの子ども達はどんな感じだったかというと、泣く子もいれば、騒ぐ子もいて、トラにとっては最悪な状況でした。その他にも知らない大人がたくさんいて、いつ泣き出しても仕方がない環境です。でも、トラは最後までなんとかおとなしくしていてくれました。幼稚園に慣れていない子どもがたくさんいて、その子達と比べると雲泥の差でした。なんだかトラの成長に感動すら覚えました。

 

ちなみに、リュウも連れて行ったのですが、リュウは嫁さんがトラにつきっきりとなっていたので、終止機嫌が悪く、結構大変でした。

 

 

明日から、本当の幼稚園生活が始まります。どんな事が起こるか全くわかりませんが、何が起こっても前向きに進んでいきたいと思います。