自閉っ子育て大回転

トラとリュウの育児日記です。長男のトラはおそらく自閉症っぽいのです。

自閉症児と向き合う父親の自覚

難しいタイトルを設定してみた。自分にはまだ自閉症児と向き合う父親の自覚が出来ていないので戒めの意味も込めて考えてみる。ここでは子供が出来た父親全般の自覚はちょっと置いとこうと思う。

まず第一は諦めない事か。健常児との違いは今でも少しわかり始めているが、これからどんどん差がついて行くと思う。でもうちの子は成長しないからと思ってたら本当に先に進まなくなってしまうので、諦めず焦らず少しづつ進んでいかなければならない。たまには積み上げてきたものが一気に崩れたり、後退することもあるだろうけど、それでも前に進む必要がある。

うちでは今、1歳半のリュウの方が言葉を覚えている。自閉っこのトラは3歳半。リュウは新しい言葉をどんどん吸収しようとし、おぼつかないながらも反復しているのが可愛く、話しかけたくなる。でもこれではいけなくって、トラにこそどんどん話しかけ、言葉を引き出してあげなければいけない。たとえトラが話しかけても無反応でクルクル回ってても。

第二には耐える事。幼稚園のプレに行ってて感じるのはトラより小さい子供が2語、3語を話せているのを見ての焦り。ルールを理解せず動き回り、他の子供に迷惑をかけないかという心配もある。そんな気持ちに出会うことは何度もあり、これからもたくさん出てくる。でも当たり前だけど逃げることはできない。焦りに関しては自分の心に大丈夫だと言い聞かせ、心配に関しては周りに迷惑にならないように声をかけたり体をもって制する。

今日も耐えなきゃいけないのかとか、何回耐えなきゃいけないのかとか考えているとマイナスになってしまうので、今日は3回耐えれたぞとか、そもそも大丈夫大丈夫!って笑い飛ばせるようになればいい。もっと辛い時もあったぞって考えられれば楽にもなる。そうすればプラスに考えられる。耐える回数は母親の方が接している時間が長いので父親の比ではないが。

嫁さんを労わろうと思った今日この頃です。