これこそが探し求めていた本だ 「家庭で無理なく楽しくできるコミュニケーション課題30 」
少し大げさではあるけど、久々に本心からそう思った本に出会ったのでテンションが上がってしまった結果がこの記事です。
家庭で無理なく楽しくできるコミュニケーション課題30 (学研のヒューマンケアブックス)
- 作者: 井上雅彦,藤坂龍司
- 出版社/メーカー: 学習研究社
- 発売日: 2010/04/28
- メディア: 単行本
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病院や療育センターでの療育が本格的になってきた今日この頃、家庭でも何かできないかと思い手にとった本がこの本でした。自閉症や発達障害の本はいくつか既に読んではいるけど、それらの本の多くは障害についての説明から始まり、現在も治療する事はできないとか、何かが起こったときの対処などに終始する。実際に療育で行う事はどのような事なのか具体的に書かれておらず、じゃあそんな障害のある子供を抱えて何かできる事は無いの?と考えたときに、モヤモヤして終わってしまう。
この本では、導入部分こそは一般的な障害の解釈から始まるが、中身のほとんどはタイトルにもある通り、子供に対して家庭でできる療育方法を具体的に示している。子供によって個人差があるため、この本の通りに療育をする必要は無いとは思うが、現時点でできていない部分に関しては、この本を参考にしながら子供と対話をする事によって、改善していけるのではないかと感じる事ができた。
トラは、「○○する人〜?」「は〜い!』のように手を挙げて答える事ができない。わかっているけど無視をしているように感じる。なので、この本に書かれている方法をまねて始めは手をとって持ち上げてハーイの形を作り、徐々に自分一人で手を挙げるように促していったところ、、、次男のリュウが隣で手を挙げていた。。。
なるほど、効果があるのはわかった。